2019年6月29日土曜日

トランプ氏の安保廃棄論

「アメリカが、どうして他国の安全の為に闘わなくてはならないのだ」、その通りだと思う。まっとうな感覚だ。

アメリカは、モンロー宣言を挙げるまでもなく、もともと孤立主義の傾向が強い国だった。第一次世界大戦のあと、ウィルソン大統領の発案による国際連盟に参加しなかった。アメリカからすると、いつもいがみ合って戦争を始めるのは、ヨーロッパであり、アメリカは富があるため、いつも巻き込まれて、損をしてきた、と思っている。

それが、第二次世界大戦のあと、冷戦と続く中で、気づいたら、世界80の国に、800か所の軍事基地を持つ、世界の警察官の役目を持った軍事大国になっている。こうした軍事同盟は、冷戦の遺物で、時代遅れだという人もいる。一挙に平和にならなくても、せめて軍事同盟はなしにできないか。それぞれの国は、自力で自国で守る、それでいいではないか。

トランプ氏は、安保もNATO も破棄、脱退すればいい。そうすれば、アメリカは膨大な軍事費を使わないですむ。それは、世界平和のためにいいことだ。

2019年6月28日金曜日

日本人は雑種人か

日本は、おもてなしの国だろうか。日本には、もう一つの顔がある。
世界中から、命の危機を逃れてやってくる難民を、日本は、なかなか受け入れない。難民収容所で、1年以上も囚人のように、閉じ込める。一方、収容所ではない人は、何の在留資格もないまま、仕事もない、健康保険証もない状態で、同胞に頼って何とか生き延びている。それは、悲惨で恐ろしい境遇だ。入管法を少しだけ改訂したが、それは、労働力不足の対策にすぎない。

色々な事情や考えがあるのだろうが、日本が今のまま、ずっといられるとは思わない。小手先の議論でなく、長い先を見据えた国民的議論を始めるべきだ。そうしないと、日本は、難を逃れて助けを求める人々に、モラル的にとんでもない誤りを犯し続けるという不安を感じる。そのような国は幸せにならないだろう。

私たちの先人は、似たような危機を乗り越えてきた。
ひとつは、幕末の開国だ。あの当時の、日本人の開国にたいする不安や恐怖の中で、開国派、攘夷論者、いろいろいたが、確かなことは、国中が真剣に議論をして、徐々に合意形成をしたということだ。
長い縄文時代のあと、日本は、弥生時代にはいったというが、この弥生時代も、次々に色々な方面から入植があったという。当時も、移民の時代ではなかっただろうか。日本人は、もともと純系には程遠い雑種であり、文化的にも、様々な文化を受け入れてきた雑然とした雑種人民族なのではないか。

2019年6月27日木曜日

軍事科学と民主主義

戦争の形が変わりつつある。サイバー空間、宇宙が加わりつつある。被害の形態も変わるだろう。インフラのストップ、通信の不能、そこから派生する甚大な二次三次・・の災害、防御の形態も変わる。どこかに秘蔵している膨大なデータ、核施設、また、人工知能AIへの依存度も増大するだろう。すると、膨大なトップシークレット空間が生まれる。これらの技術発展に民主主義という制度は、ついてゆけるのだろうか。

2019年6月26日水曜日

国家と国境

本物かどうか知らないが、国境がますます希薄になりつつあるように見える。多国籍企業、Face bookやGoogleなどの、プラットフォーマー、難民、仮想通貨・・・。そこから生まれる様々な問題に、国家同士は、いがみ合いながらも、協力せざるを得ない。大国が仕切る時代ではないようだ。それだけ、軍事力の比重が下がり、集団自治の力が重要になっている、のかもしれない。二つの悲惨な世界戦争の教訓は生きていると思うことも多い。

2019年6月24日月曜日

1年半ぶりの再開

しばらくブログを休んでいたので、気分を一新するため、今までのを、非公開にしました。
またはじめようと思います。
今日、24日は、夏至から2日過ぎだ。少しずつ日が短くなりつつあると思うと、寂しい。あじさいがきれいだ。