2020年9月3日木曜日

そろそろ再開しようかな

 気が付いたら、特に理由もなく、ブログを怠けたまま、9月になってしまった。しきりにもうそろそろ再開しよう、という気持ちがわいています。やっぱり、自分と向き合い、社会と向き合う時間を求める気持ちがあるのでしょう。

2020年5月11日月曜日

コロナ、低い死亡率

日本は、高齢者が多いにも関わらず、コロナの死亡率は、驚くほど少ない。人口10万人当たりの死者数にして、イタリア49.1、アメリカ22.4、ドイツ8.8に対して日本は0.44といいます。
勿論医療関係者の献身的な努力は大きい原因の一つでしょうが、一方の政府の対応が優れていたせいとは、思われません。なぜなら、国内外の政府の対応の評価はとても低いものです。なぜ、日本の死亡率が低いのかは興味を引きます。

日本はロックダウンのような強制を行いませんでした。一方自主規制の力は、だいぶ発揮されたのではないでしょうか。日本は、災害国として、これほど、災害が日常化している国も珍しいのではないでしょうか。知らず知らずのうちに、災害に対応する集団の力が、身についているのではないか。漠然とした感想ですが、何かそのような感じがします。

2020年5月8日金曜日

コロナと高い野菜

4月以来割と好天続きなのに、野菜が随分高いような気がします。なぜか、以下は私の推測です。
外食産業が閉鎖されました。おそらく、厳しいコストパフォーマンス競争を強いられている外食産業は、安い中国野菜への依存度が大きかったでしょう。外食産業が閉店した結果、大勢の胃袋は、家庭の食事にシフトする。その結果、中国系が消えた分、国産野菜への需要が増大、これが、野菜値上がりの原因ではないでしょうか。
食料自給率という、大事な安全保障を軽視してきたツケが回ってきた、といえます。

2020年5月4日月曜日

自粛、どこかおかしい

コロナの自粛がこれだけ続き、毎日毎日、頑張りましょうみたいな、テレビのアナウンサーの言葉をきいていると、いやがおうでも、日常とは違う、何かよくわからない雰囲気が生まれます。同調圧力がフル回転の中では、もしそれを破る人間がいれば、「みんなががんばっているのに」という、バッシングの土壌ができます。又、そうした気分を背景とした「正義感」のマスコミ、個人が活躍します。人は、ますます萎縮します。

自粛がコインの表とすれば、コインの裏は、そのために、今日の収入を絶たれ、明日の食事を作ることができない、中小の企業関係の大勢の人です。バイトができず、大学を続けることができない学生です。仕事を失ったフリーランスの人たちです。こういう人達は、自粛どころではないでしょう。自粛という言葉にかき消されてはならない。

現在の政府の、少ない補助金、少ない検査、こうした無策ぶりを許している背景にあるのは、コインの表に比べ、コインの裏が軽視されているからではないでしょうか。

コロナとたたかうためには、自粛だけでは十分でありません。自粛しながら、「生き続ける」ことのはずです。でないと、戦前の「欲しがりませんかつまでは」が復活しそうです。

2020年4月27日月曜日

原発とコロナ

コロナで、商売を自粛せよ、と政府はいいます。ならば収入のストップに対して、生活の保障のお金を出すことは、子供でも分かる当然の理屈です。それをしなかったら、一体何のための、税金か、何のための政府かと、不思議な感にとらわれます。しかし、そのための予算は信じられない程少なく、煩雑な手続きで、救いの手は限りなく遅い。一体何をかんがえているのだろう?政府は、例えば、財布のひもの固い主婦のように、将来を考えて、出費にきびしいだけでしょうか。決して決して、そうとは思えません。それなら、イージスアショアとか、戦闘機の購入に莫大なお金を使うのをやめるとか、大企業が、莫大な内部留保をためるほどの、優遇税制を改めるとか、何もしないずがありません。

要するに、お金儲けにならないことにお金は出したくない、そうしたお金は無駄に見えている、国民がそれほど大事ではない、のではないでしょうか。今にして思えば、原発も同じです。津波の危険は、科学者が警告した、だけど、「将来の危険から国民を守る」お金は、無駄にしか見えない、そうした発想の結果、津波対策をしなかった、そして全電源ストップを引き起こし、メルトダウンを引き起こしました。

お金の使用の優先度を間違えた結果、原発で悲惨を招来し、今再び、コロナで、お金の優先度がおかしい政府の無策による、国民の悲惨が、発生しようとしております。

2020年4月20日月曜日

マクロン大統領の誠実

フランスのマクロン大統領は、財政緊縮策で、黄色いベスト運動などの引き金になり、すっかり評判をおとしましたが、最近、おやと思う報道がありました。

それは、コロナで苦しむスペインやイタリアをすくうために、EUの連帯を訴える内容です。両国が今苦しんでいるのは、2010年の金融危機の際、EUは緊縮財政をせまり、当時の教育・医療の削減したからである、だからEUにも責任がある、今は経済より、連帯を大切にして、EU共同債を発行して、みんなで両国を助けよう、というものです。

そして警告します、今連帯することに失敗すれば、ポピュリストが勝利して、EUは崩壊するだろうと。

そして、歴史の教訓をのべてます。第一次世界大戦後、ドイツが悪者とされ、多額の債務が押し付けられ、その結果、ドイツにヒットラーファシズムが生まれた。「罪人に負債を払わせる」という考えは、ポピュリストを生み出し、悲劇につながると。

大抵の政治家は、人間だから、なんかの時、キラリと誠意が光る瞬間がある。しかし、そんなものは、はなから期待できない政治家が、残念ながら身近なところにいる。

2020年4月15日水曜日

米大統領選、希望が見えてきた

民主党の大統領候補を決める予備選挙から、撤退を表明していた、B・サンダースが、バイデン候補を支持すると発表しました。これは、久々級の、ビッグニュースです。

前の選挙では、最後までもつれたこともあり、サンダース氏ら左派は、ヒラリークリントンを支持もしませんでしたが、今回は、サンダース氏はバイデン候補を支持にふみきりました。「近代史上最も危険なトランプ政権」を倒すためとしております。

注目すべきは、今回のバイデン支持が、トランプに勝つための、選挙目当ての野合ではなく、6つの分野で、サンダース氏の政策をも、とりいれる「共闘」的要素をもっていることです。そこには、サンダース氏が主張してきた、健康保険改革とか、学生のローン負担軽減なども、ふくまれるということです。

想像するに、この「にわか共闘」の背景には、前の選挙時に比べ、左派のウォーレンン候補が人気を集めるなど、民主党主流派にとって、左派勢力は、もはや「過激」などと言って無視することができない程の、一大勢力になっている、のだと思います。歴史は動いてます!

さらに、うれしいことには、今まで、選挙には、距離を置いてきたといわれるオバマ前大統領が、この「にわか共闘」の実現のために、色々関与してきたといいます。オバマ+サンダース これは、頼もしい。

さあ、いよいよ、民主党は、対立を忘れ、一丸となって、トランプという、コロナに匹敵する厄災を、退治するときです。 11月が楽しみになってきた。Gooo  Baiden!