「アメリカが、どうして他国の安全の為に闘わなくてはならないのだ」、その通りだと思う。まっとうな感覚だ。
アメリカは、モンロー宣言を挙げるまでもなく、もともと孤立主義の傾向が強い国だった。第一次世界大戦のあと、ウィルソン大統領の発案による国際連盟に参加しなかった。アメリカからすると、いつもいがみ合って戦争を始めるのは、ヨーロッパであり、アメリカは富があるため、いつも巻き込まれて、損をしてきた、と思っている。
それが、第二次世界大戦のあと、冷戦と続く中で、気づいたら、世界80の国に、800か所の軍事基地を持つ、世界の警察官の役目を持った軍事大国になっている。こうした軍事同盟は、冷戦の遺物で、時代遅れだという人もいる。一挙に平和にならなくても、せめて軍事同盟はなしにできないか。それぞれの国は、自力で自国で守る、それでいいではないか。
トランプ氏は、安保もNATO も破棄、脱退すればいい。そうすれば、アメリカは膨大な軍事費を使わないですむ。それは、世界平和のためにいいことだ。
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