イギリスのEU離脱(ブレクシット)がついに実現しました。推進の立役者だった、ジョンソン新首相は、どんな人だろう。イギリスファーストで、トランプみたいな人ではないかと心配氏ですが二つほどいい材料がありました。
第一には、先日、温暖化対策では、まともな政策を打ち出しました。ガソリン車やディーゼル車の販売禁止時期が2040年からになっていたのを35年に前倒しました。又、石炭火力の全廃も、2025年から1年前倒しするといいます。今年のCOP25がグラスゴーで開催されるので、責任を感じているのでしょうがいいことです。
次に、中国の通信機器メーカーファーのウェイのイギリスへの参入を一部認めました。次世代通信技術である5Gに向けて、ファーウェイは、世界のトップをいってます。このままだと、次世代デジタル技術の覇権争いで中国に負けてしまいます。そんなわけで、アメリカは、情報セキュアリティが不安であると言い出して、同盟国にファーウェイ不使用を呼び掛けています。ようするに、アメリカの味方になれ、という圧力です。EU諸国をはじめ、アジアや多くの国は、安いファーウェイが魅力ですから、従わないでしょう。しかし、アメリカと特に近い関係にあるイギリスも従わないことは、アメリカには痛手ではないでしょうか。ここでも、ジョンソン氏は、どこかの総理のように、アメリカべったりではないようです。
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