2020年3月3日火曜日

コロナ難民

コロナのせいで、図書館が休館になりました。図書館が日課で、往復の散歩が、唯一の運動だった私にとって、図書館閉館は、打撃です。私のような、行き場を失った高齢者は、図書館難民です。

そのようなわけで、昼食後、いつもの図書館の代わりに、運動だけは欠かすまいと近くの公園に行きました。久しぶりの公園は、4月上旬の暖かさで、ユキヤナギや水仙が咲き、高いこぶしの喬木のてっぺんには花が咲き始めており、気持ちのいいものでした。公園には、休日でもないのに、親や、年寄りに連れられた小学生があちこちにいて、ああここにも、コロナ難民がいるなと思いました。このような子どものためにも、せめて図書館だけは、何とかしてほしかった。感染防止のため、閲覧は無理としても、せめて本の借りだしができれば、読書のよい機会だったと思うのですが。

本さえあれば、授業がなくっても、素晴らしい出会いは可能です。昔、黒死病(ペスト)大流行で、ケンブリッジ大学が閉鎖になった時、学生だったニュートンは、田舎に帰り、のんびりできたおかげで、微分積分学や力学のアイディアを得たというエピソードは有名です。


0 件のコメント:

コメントを投稿