2019年12月11日水曜日

小泉環境大臣の失態

日本のメディアは、地球温暖化問題の正しい報道を、今まで、一貫して怠ってきました。そして、口を開けば、日本の優れた省エネ技術などと、環境先進国であるかのような、ウソで美化した日本を、国民に植え付けてきました。しかし、11月からの国連総会やCOP25 を通じて、日本の二酸化炭素削減目標がいかに他国に比べ低くやる気がないものか、とか、「効率の良い石炭火力」がどれほどゴマカシか、「美しい言葉はもいいらない、行動の提案を」とのグテレス国連事務総長により、安部氏は発言の機会を得られなかった、等、隠しおおせないほど沢山のウソが次第にバレつつあります。不名誉な化石賞をもらったなどと、さわいでますが、今まで報道しなかっただけで、日本は以前から化石賞の常連国です。

しかし、私が一番驚いたのは、こうしたウソの日本の姿を、小泉環境大臣も、信じていたらしいことです。少し、まともに、環境問題に関心を持っていれば、世界における日本の、温暖化対策が、いかに遅れていて、世界の舞台に行けば厳しい追及にあるだろうことは十分予測できたはずです。その準備がまるでできていませんでした。環境に悪いことを、カネのために、悪いと知ってやっているなら、記者の追求に、もっとうまい答えができたでしょう。しかし、どうやら、日本の政治家は、悪いことを悪いと知らずに、ただただカネのためにやっているようです。これのほうがずっとおそろしい。

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