昨日のサンデーモーニングで、コメンテーターの姜尚中氏が、政府が時々使用する「ガバナンス」という言葉に、おかしいといっていました。ガバナンスとは、会社のCEOが使用する言葉であり、公的機関で使用するのはおかしいと。そのせいで、若者は、政治を、会社のCEOがするのと同じ、上位下達のシステムだと思っているという。確かに辞書を引くと、governanceは管理、 governmentは行政 とあります。大切な指摘だと思いました。
ついでに、governor(governess)は、日本語では知事ですが、逆に言うと、知事とは、統治する者、つまり選挙で選ばれたその州(日本でいえば県)の人民代表(governnor)です。だから知事は県民に直接の責任を負いながら、県民の意思を代行する義務があります。例えば、度重なる選挙や、県民投票で示された新基地反対の沖縄県の意思は、神聖なものであり、敬意をもって扱うべきで、国家といえども、今の安倍政権のような、やりたい放題は許されないことは明らかです。
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