靖国派の人たちは、明治時代を栄光の時代と見ます。しかし、憲法擁護派の人たちは、明治は、そのあとの、侵略戦争につながる天皇制強権政治の始まりと見ます。まるで、正反対です。それなら、共通基盤として、江戸時代に戻ってみるのは、どうでしょうか。
江戸時代は、日本が世界に誇るような文化が花開いた時代です。何より長い期間平和でした。鎖国をしてましたが、長崎出島を通じて、蘭学など、西洋の学問は取り入れておりました。高い町人文化開花しました。儒学など、モラルもありました。列強が清を侵略したり、黒船が来たりして、国家が危機に陥った時、高杉晋作や坂本龍馬のような、多数の傑出した人材が活躍できたのは、それだけの基盤があったからでしょう。私の歴史の知識では、とても無理ですが、現在の日本の原点を探そうとすれば、それは、天照大神などではなく、江戸時代ではないでしょうか。
幕末の開国で日本に来た外国人は、日本の文化の高さや、街の清潔さ、子供を大事にする文化など、強い印象を与えたといいます。
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