2019年12月7日土曜日

トランプ主義とは


トランプ主義が世界に広がっているのではないか。東欧、ドイツ、ブラジル、その他、様々な国で。トランプ主義は、ナショナリズムと単純に言えない、ファシズムと単純にいえない、よくわからない、しかし、自由主義や民主主義を軽視し、反移民、人種差別、みたいな、何かが世界に広がっています。その正体を見極めるひつようがあります。

ISみたいなテロ集団ではない、しかし、今までの民主主義の制度に対して、不信を持っているようにも見えます。こうした力が世界に広がることは、恐ろしいことです。アメリカでは、グローバリズムの中で、資本主義が強くなりすぎ、逆に弱者の側に立つ勢力が弱すぎ、今までの民主主義的運動にうんざりした人たちが、トランプ氏やB・サンダース氏の人気につながりました。類似のことが世界でおきているのでしょうか。

イルコサーシャ・コワルチュクというドイツの歴史家が、次のように言っているそうです。東ドイツのネオファシズムについて、語ったあと、・・・さらに、米国のトランプ大統領やブラジルなど世界的な現象です。これは反グローバリズム・反ヒューマニズム・反西欧・人種差別・民族主義・ファシズムの運動です。それは抗議ではなく、民主主義と自由に敵対する運動だと明確に認識しなければなりません。民主主義者のすべてが団結して立ち向かわなければ、深刻な事態になります。

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