先週、サンデーモーニング司会の関口氏が、今年は、例年に比べ、クリスマスの商戦が静かだといってました。そういわれると、私の周囲でも、確かにそうです。まず、ジングルベルの歌をほとんど聞きません。今日夕方街を通りましたが、いつもならコンビニの店外に売り子さんが立って、ケーキを売っている光景がありませんし、店内も静かです。さすがに、ケーキ屋さんでは、列ができていましたが。今朝の朝7時のニュースでも、クリスマスは話題になってませんでした。
この異変はなんだ!帰りの道すがら、ずっとこのことを考えてしまいました。次は、私が勝手に考えた異変の理由です。生活が豊かで多様になり、毎日様々なイベントがあります。スポーツ、芸能、映画等々、クリスマスも、唯一のビッグイベントでなくなり、選択肢の一つになってしまった。しかし、小さい子供のいる家庭や子供にとっては、ビッグイベントでしょう。しかし、クリスマスの楽しみ方も、豪華なケーキというのは、一つのオプションにすぎず、予算配分や栄養バランスを考えて、様々な御馳走に重点を置くとか、要するに、自分流のやり方をアレンジするようになっているのではないでしょうか。それに加えて、高齢者、一人暮らし、共働き世帯が増えて、相対的に、クリスマスを楽しむ人口割合も、減少していると思います。
誰もが同じものを消費する大量生産の時代は終わり、それぞれが自分の好みを選ぶ豊かな時代になりつつあるのだとすれば、それはいいことだと思います。
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