しかし、数日前、テレビのNHK番組「東京リボーン」を見ていて、原因の一端がわかった気がします。日本の高度で便利な消費生活は、綱渡りのような精密マシーン、世界サプライチェーンによって支えられているのです。
例えば、コンビニのおにぎりは、まずチリの養殖場で作られた均等に切られた鮭の切り身の巨大パックが、タイに運ばれ、そこでは、巨大な工場で、鮭のおにぎりが作られます。それらは、きれいに包装され、東京港に運ばれます。すると、そこには、コンテナ運搬のトラックが待っていて、それに積まれ、東京その他に、運搬されます。こうした連携プレーが、世界的規模で、寸分隙なく、行われます。そうすることで、大量生産、大量運搬が、実現されます。
昔は大量生産とは車など、高コスト商品でした。しかし、鮭おにぎりのような、ちっぽけなものまで、それができているのです。(続く)
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