2019年12月19日木曜日

水害+泥害

日本中の砂防ダムが、流れてきた泥の沈殿で浅くなり、貯水のキャパが低下し、このままだと、ダムの役目が果たせないというニュースをどこかで見ました。この対策には、ものすごいお金がかかるでしょう。
しかし、さもありなんという気がします。今回の台風の河川決壊による被害を見ると、どの家屋も泥に埋まってました。これから類推すると、ものすごい量の泥が、上流の山から流れてきたことは、容易に想像できます。ということは、想像するのも恐ろしい程、山が削られているいえます。そういえば、今回の台風で、山肌の崩落が多く、それは、十分調査されていないが、森林の皆伐の影響が大きいだろうというニュースも、どこかで見ました。

政府の、経済的採算を優先する森林政策のため、皆伐のあと、植林をしておらず、はげ山が増えていると聞きます。今回の泥害が、こうした政府の、目先のことしか考えない政策の結果なら、泥害も又人災といえるでしょう。政府が、きちんと出費すべき植林政策をケチった結果、何倍もの出費となって、結局は国民にツケが回ってくる、愚かしいこと∞です。

政府の森林政策は、私の⇒森林を守れも、ご参照ください

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