2019年8月19日月曜日

特殊詐欺と社会主義

オレオレ詐欺被害がいつまでもなくならない。核家族の時代、老人は、頼るのはお金しかないから、必死でお金をため守る。政府は、世代間の平等といいながら、若者の福祉は増やさないで、高齢者の福祉予算を削るばかりです。年よりはますます貯金に頼らざるをえません。その結果、高齢者の所にお金が偏在します、これがオレオレ詐欺の社会的温床となっているのではないでしょうか。

厚労省によると、高齢者が所有する個人資産は、1800兆円で、これは、個人資産全体の60%になるといいます。一方、認知症患者は、2015年には525万人だったのが、2025年には、730万人になるといいます。
一方、第一生命によると、2030年までに、全資産の10%が、これら認知症の年よりが所有することになるといいます。これでは、悲惨なオレオレ詐欺はなくなりそうにありません。

思い付きですが、高齢者のお金1800兆円を国が全部預かり、代わりに国は年寄りの生活、医療、福祉等を全部責任をもって面倒見るようにするというのはどうでしょう。多分、それは、経済的には十分可能でしょう。技術的問題は色々ありそうですが、一考の価値はないでしょうか。人生の前半は資本主義、退職後の後半は社会主義という提案です。

私のホームページのご紹介 ⇒ 生物と情報 

0 件のコメント:

コメントを投稿