本来、クーラーは好きでない。しかし、2~3年前ごろから、夜寝る時、クーラーをつけるようになった。本気で熱中症が心配になったからだ。最近では、毎日相当数の人が救急車で運ばれ、何人かは死んでいるという。私も、もしクーラーがなければ、この夏を死なないでのりきることができるのか、自信がない。
このことの意味は重い。少なくとも、地球の一部、一時期において、地球はもはや人間が住める場所ではなくなったということである。
いずれ、もっと切羽詰まった状況がやってくる。排出二酸化炭素量は厳しく制限せざるを得なくなる。すると、二酸化炭素の排出権をめぐり、国同士の奪いあいが始まる。それは、限られた水の奪いあいと同じ、命を懸けたものになる。そうなった時、人間は理性的行動をとれるとは思えない。
スウェーデンの16歳の少女が,大人の無関心な態度に絶望と不信の念を抱いて、「学校どころではない」と、学校を飛び出して、「今すぐ行動をせよ」と叫び始めた。その叫びは、私に、あなたに向けられている。
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