2019年8月3日土曜日

中国スタンダード

米中貿易戦争が、世界の耳目を集めている。この戦争、貿易にとどまらないで、底流にはこれからの世界の覇者の地位を争う、覇権争いがあるという人も多い。

どっちが勝つかは、別として、確かなことがある。それは、中国が、アメリカと互角に戦うだけの国力を持っていることが、世界にわかったということだ。これだけでも、中国にとっては、大きい収穫だろう。カリカリしているアメリカに対して、終始冷静で、国際協調の姿勢を見せているのはむしろ中国だ。ここには、中国の自信と余裕が感じられる。

中国は、民主主義でなく、強権的だから、世界標準にはなれない、世界の指導国にはなれない、と思う人が多い。しかし、民主主義よりパンの方が大切な国は、沢山ある。むしろその方が多い。民主主義と騒ぐのは、欧米など、世界の「先進国という少数派」である。

アメリカを中心とする欧米時代から、中国を中心とするアジア、アフリカ、ラテンアメリカ時代がくるのだろうか。

告知 ホームページ 生物と情報 を開設しました。ここでも、ブログを書く予定です。

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