2019年9月15日日曜日

スポーツ番組、多すぎ

今朝、毎週見ているTBSの関口宏のサンデーモーニングを見ようとしたら、マラソンの番組になっていました。他の放送もマラソンだらけです。オリンピック選考試合ということで、ビッグイベントなのでしょうし、ニュース価値も大きいのでしょう。しかし、そのために、ニュース番組が1っ回分消滅しました。

放送時間という限られたパイを、色々な番組が、奪いあいます。そんな中で、スポーツ番組が、やれオリンピックだ、やれラグビー世界大会だ、やれサッカー、バスケット、ゴルフ、相撲だと、増えつつあるのではないでしょうか。昔はサッカーなどは、マイナーなスポーツでしたが、Jリーグを作ったり苦労して、国民的人気スポーツになりました。私も好きで、大きな試合は見ます。ラグビーは、人気がいまいちですが、今、業界やメディアが一生懸命盛り上げようとしています。スポーツも多様化して、セーリングやスポーツクライミングなど、それは、国民が豊かになっている表れかもしれません。

しかし、そのせいで、政治に関す報道も少なくなり、国民の関心の度合いも、少なくなるとしたら、それは、民主主義の破壊です。すでに、そうなりつつあります。

ローマの為政者は、市民を満足させるため、コロセウムをつくり、剣闘士にたたかわせました。なにやらそれを思い出します。

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