2019年9月19日木曜日

選挙とお金

アメリカの選挙を見ていると、政治資金を集める活動が、とても盛んなようです。人気のある候補者ほど、お金が集まり、派手な、集会をひらき、選挙が盛り上がり、お祭り騒ぎのように選挙を楽しんでいます。ことに、B・サンダース氏のような、良識派で、若者の支持が多い人は、大口の寄付でなく、多くの弱者からの寄付の上に、しがらみのない発言ができています。

日本には、政治資金の多くは、政党助成金という国民の税金に頼っています。政党は本来、公的な組織ではないのですから、そこに税金を使うことは、おかしいと思うのですが。それでも、足りないと、上野議員のような、不正や肩代わりが起きます。

アメリカ人は、教会などの影響で、チャリティーの文化があり、寄付が文化として深く根付いているように見えます。チャリティーのための様々なイベントを良く聞きます。ロックミュージシャンなども。こうしたチャリティーの文化が、選挙資金を支えているのではないでしょうか。

何も、アメリカのやり方が全部いいとは思いません。しかし、選挙にはお金やエネルギーがかかり、それを支えるためには、彼らは自らの乏しい財布を痛めながら、頑張っている、民主主義は無料でははない。一方、日本では、国民は政党助成金を払って、あとは、政治家におまかせ、これで、いいのでしょうか。


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