2019年9月25日水曜日

世代的責任

スウェーデンの16歳の女の子グレタ・トゥンベリさん(16)が国連本部で行った、涙と怒りの訴えにより、温暖化問題は、人類の脅威という抽象的なものから、後の世代への、強欲と怠慢による犯罪へと変わりました。わたしたちはよく、「先祖から受け継いだ田畑を守る」という表現で、世代の責任を述べる。その世代の責任が問われています。

今のままだと、今世紀末には、地球が大変なことになる、というとき、私たち大人は、遠い先、どうせ自分は生きていない時代と、漠然と思っていないでしょうか。しかし、今の中学生や高校生にとっては、まもなくやってくる自分たちの未来なのです。

今回の国連の場に、60か国の国々が、自国の行動計画を持ち寄って参加しました。日本は、何一つ、提案なし、石炭火力をやめず、せっせと金儲け一筋、世界の足を引っ張る、その意味で、「強欲な犯罪者」の一味です。「恥をしれ」は、安倍総理ら与党政治家だけでなく、化石燃料にしがみつく資本家だけでなく、体制におもねるニュースばかり流すマスコミだけでなく、私たちに向けられている言葉です。

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