2019年7月10日水曜日

ペットと鯨

お金儲けの餌食となっている動物達を保護するための、「改正動物保護法」が、今国会で全員一致で決まったそうだ。それによって、生後56日未満の幼齢の犬猫の販売が禁止されたり、動物虐待の罰則が強化されるという。「犬猫殺処分ゼロを目指す議員連盟」という自民党から共産党までを含む、超党派の議員連盟による提案らしい。国会が、こんなのどかな話題ばかりならいいのだが。

人権保護の意識は、動物保護の意識へと拡大するのは、当然の成り行きではないだろうか。そういう意味で、その国が、どれほど動物を大切にするかは、その国の人権の進み具合のバロメーターでもありうる。日本の動物保護は、動物園なども見ても、先進諸国に比べ、まだまだ遅れているらしい。ということは・・・・。

動物の権利保護という観点で考えると、捕鯨反対は、歴史の大きな流れの中で、普遍的正当性の側に立っているといえる。日本が主張するように、「日本古来の食文化」というだけでは、いずれ持ちこたえられない日が来そうな気がするが、どうだろうか。

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