戦国時代、大名は、自分の身内を、敵になるかもしれない他国の大名に人質として差し出すことは、頻繁にあったようだ。秀吉は家康に自分の母親を、家康自身も小さいとき、今川の人質だった。戦国時代は、裏切りや寝返りが当たり前の、お互い疑心暗鬼の状態では、こうした方法が、平和維持の方法として有効だったのだろう。悲しい話だ。
現在、いくらアメリカと中国が、対立しても、誰も戦争が始まる心配をしない。それは、多国籍企業が、お互いの国に入り込んでいるから、お互い、人質を出しているのと同じで、戦争ができないからではないか。
自由経済は、色々問題もあるが、平和という、かけがいのないものをもたらした。今、トランプ氏や安部氏は、経済制裁みたいなことをして、経済を脅しの手段として、政治的目的を達成しようとしている。やることが逆だ。これではお互い損をする。
経済を、平和の手段として最大に利用しながら、政治目的を達成すべきだ。
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