2019年7月5日金曜日

七夕伝説

明日とあさっては、県外にでるので、2016年の7月6日の旧ブログを大幅改変したものを、今日のうち再録せさせていただきます。

七夕の牽牛と織女の悲恋の話は、中国からきたのだろう。勝手な解釈をさせてもらうと、牽牛は、耕作であり、織女は、機織りという、当時の主要産業であろう。お互い、恋に溺れて、仕事を怠けたので、天の川を挟んで、1年に1度だけ会うだけという、厳罰を受ける。どこか、支配者が、「人民よ、ちゃんと働けよ」と、戒めているような気がする。あるいは、今思いついたのだが、これは強圧的支配に苦しむ人民達が、悲劇仕立ての民話の形を借りて、その無慈悲な統治者に抗議をしているのではないか。

だとすると、このような支配者は長続きはしないだろう。なぜなら、1年に一度の出会いでは、結婚もできないし、支配者は、やがて人口減少といういっぺ返しをくうだろう。ここまで考えて、気づいた。現代日本の若者たち、非正規で結婚もできない、できても子供をつくる余裕がない。彼らこそ現代の織姫彦星だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿