原発事故で、全村避難を強いられた福島県飯館村で、8年ぶりに乳牛の飼育が始まったというニュースを昨日見た。詳しくはしらないが、肉牛は16年に始まっているらしい。
今迄の、飯館の苦しい復興の道のりを、時々Eテレなどで、見てきたが、森林地帯には放射能がまだ手付かずであり、菅野村長ら帰還復興派と、放射能不安のため、相当数の残留派もいる中での、復興と聞く。
飯館村は、その悲劇のため、復興の象徴みたいにもなっており、国もそれなりに予算を割いてきたのではないか。そんなわけで、21日の参院選直前の、この朗報は、安部自民党にとっても、朗報だろう。自民票が確実にふえるだろう。今、福島県では、野党共闘で一本化した統一候補を相手に、自民党は、相当厳しい闘いを強いられている。
しかし、自分の故郷に帰り、以前のように、農業や酪農をしたい、百姓たちの思いに嘘はない。周りの思惑などと関係なく、力強く、歴史を前にすすめるだろう。素直に、おめでとう!といいたい。
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