愈々宇宙時代が到来しようとしています。アメリカでは、ベンチャー企業が、次々ロケット打ち上げに成功しています。そうしたロケットに、高額な料金を払って、日本の若手の起業家が、宇宙旅行をするといいます。又、日本でも、新たな宇宙ビジネスを狙って、様々な起業家が、事業を始めようとしています。宇宙は、国の事業から、ようやく民間の事業になりつつあるのでしょう。
私たちの活動が、地表という二次元世界から逃れて、宇宙まで広がるとき、私たちは、やっと地球を客観的にみることができるのではないでしょうか。勿論いままでも、人工衛星の写真で、地球を外側から見ることはできています。しかし、これからは、それをより精細に、より頻繁に観察することになるでしょう。
それは、地球という、まれな惑星に住む、自分たちの姿を客観的に考える機会をあたえるでしょう。そして、環境汚染や戦争の愚かしさを、改めに気づかせてくれるのではないでしょうか。つまり、宇宙時代とは、地球再発見の時代であり、その思想的インパクトに私は期待したい。
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