2019年10月8日火曜日

中国の抑圧政治

今、香港で、毎日激しい若者のデモと、警察の弾圧が、続いてます。マスコミも、当初の約束である一国二制度が、危機だとして、暗に中国を非難します。

私は、中国の民主主義の遅れは、歴史的な事情があり、軽々しく批判することは、出来ないと思っていますし、ましてや、日本の侵略も又、中国の民主主義の遅れの一因である、のだから、という自制的気持が常にあります。

しかし、今の香港の状態は、そうしたものを超えています。路上で、大勢の武装警官と対峙する恐怖は、どれほどのものでしょう。よほど、追い詰められない限り、半端な正義感などでは、不可能でしょう。それを、大勢の若者が行っていることに、私は、切実な何かを読み取る必要を感じます。女性リーダーの周さんは、日本の記者にいつも、日本語で語っています。よほど、海外からの支援、支持が欲しいのでしょう。

ウイグル自治区も同様ですが、いかなる理由であろうとも、人間に、これほどの苦痛や抑圧を与えることを正当化する理由にはなりえない、そう思います。

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