日本人が、名前を、ローマ字表記する場合、英語と同じく、名-姓 の順にかくのが普通です。しかし、政府は、来年1月1日より、公文書は、姓ー名 の順にするといいます。公文書だけだから誰も文句を言いませんが、混乱は起きないのでしょうか。他の民間文書は、それに従う人や従わない人が出るのではないでしょうか。又、外国人にとって、どちらが姓なのか、名なのか、判別するのに、混乱が生まれないでしょうか。またネットで検索する場合、ヒットしなくなるおそれもあります。なにらや、安倍政権らしい、ナショナリズムが先行した乱暴な話に見えます。
話は別ですが、私はかねがね、中国の固有名詞の、日本語読みの方式である、音読み方式をやめて、正しい読み方に改め、相手国に敬意を払うべきだと思います。例えば、習近平を「しゅうきんぺい」と読みますが、英語では、おそらく中国の音声に合わせ、Xi Jinpin としています。日本人は、こうした正しい読み方を知りませんから、例えば、英文で、Hangzhou city と出ていても、それが何市なのか、わかりません。杭州市です。そのくせ、香港や「南京」は、ちゃんと「ほんこん」「なんきん」です。一貫性がなく、英文を読む場合、とても不便です。そのくせ、韓国や朝鮮の場合は、音読み方式でなく、正しい読みです、例えば、文在寅 は「ムン ジェイン」とよみ、「ぶんざいとら」なんて読みません。香港の林鄭月娥長官を、アナウンサーが「りんていげつが」と読むたびに、変な感じがします。英語では、Carrie Lam (キャリーラム)さん、字も美しいが、発音も美しい。やってきたことは、美しくありませんでしたが。
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